於染久松色読販

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おそめひさまつうきなのよみうり


総合


歌舞伎

文化十年(1813)初演、四世鶴屋南北作。 お染久松の筋に、土手のお六という毒婦と鬼門の喜兵衛という悪党のゆすりを中心に脚色されている。通称を「お染の七役」といい、お染・久松・芸者小糸・奥女中竹川・お染母妙貞・お光・土手のお六という七役を早替りで演ずる点に興味の中心がある。初演は女方の名優五世岩井半四郎が演じ、土手のお六で好評を博した。江戸文化の爛熟期にあらわれた作品らしく、陰惨なゆすりや殺し、奇をねらった早替りが成功している。六世尾上梅幸や河原崎国太郎がよく演じ、六世中村歌右衛門も演じた。