抜参り

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ぬけまいり


画題

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解説

東洋画題綜覧

徳川時代に家長や父兄などの許を受けず、窃に家を出で、又奉公人が主人の許を待たずして伊勢参宮をすることでよく浮世絵に参宮風俗として画かれる。

自今月至四月、伊勢参宮徒多、其間為人臣子者、不告君父而参詣者、是謂脱参。  (日次紀事二月)

木の芽だつ雀がくれやぬけ参り  (続猿蓑集)

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)