抜参

提供: ArtWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

ぬけまいり


画題

画像(Open)


解説

画題辞典

江戸時代に盛に行われたることにして、家長父兄等の許しを待たず、窃に家を抜け出て、伊勢大神宮に参詣することを抜参りという、そのことのはやり出したる時は京大阪或は関東筋より伊勢に向ふもの一日数万を数へしことあり、宿駅にては是等の接待に尽くせしことも多し、風俗画として画かるゝもの少しとせず。

(『画題辞典』斎藤隆三)