扇面散し

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せんめんちらし


画題

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解説

画題辞典

適宜に扇面を散布して画きその面上に図する趣向なり、多く屏風などに用ゐらる。

御物野々山宗達筆小屏風、諸方光琳六曲屏風(原六郎氏所蔵)

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

扇面を位置面白く散らし、この面上に花鳥山水その他、思ひ/\の画を描く趣向でその例極めて多い、名作を左に掲げる。

宗達筆   小屏風   帝室御物

尾形光琳筆 六曲屏風  原六郎氏蔵

諸家合作  六曲四双  京都南禅寺蔵

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)