慮能賣薪

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ろのうばいしん


画題

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解説

画題辞典

六租慧能大師俗氏は廬氏なり、三歳にて父に分れしもその母は志を守りて之を養ふ、而も家貧なりしを以て師は山に樵して資給纔に支ふ、一日薪を市中に鬻ぐに、一客の金剛経を讀むものあり、その應無二所住而生中其心といふ所に至り、之を聞きて飜然として悟り直に黄梅山弘忍大師の許に参究したるに弘忍一見之を器としたりとなり。

(『画題辞典』斎藤隆三)