御贔屓竹馬友達

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またの名を「市原野のだんまり」。秋月の照る市原野を平井保昌が笛を吹きながら歩いていると、盗賊袴垂保輔に狙撃されそうになる。さらに牛の皮をかぶってすすきの原の陰にひそんでいた鬼同丸も保輔を暗殺しようと姿を現し、三人で互いを探りあうだんまりとなる。文政五年十一月江戸市村座の中で初演が行われ、「鬼同丸実は袴垂保輔」として七代目市川団十郎が演じた。その後、座組により和泉式部などに替えられ、今日の舞台の原拠である文久三年『当稲俄姿画』では胡蝶の前で演ぜられている。