ちょうどうれんたん
仙客張道の天目山の雲綿洞に於て仙薬を煉るの図をいう、龍と白虎の傍に侍するもの即ち是れにして、之を他の仙客煉丹と異なる所となす。
(『画題辞典』斎藤隆三)
仙人張道陵が、和帝の召を辞し、蜀の鶴鳴山に隠れて、仙薬を煉るの図で、石鶴あり、青竜・白虎が傍にあつて丹鼎を護る、これが他の煉丹の図と異るところである。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)