張三丰
ナビゲーションに移動
検索に移動
ちょうさんぼう
画題
画像（Open）
解説
東洋画題綜覧
支那の仙人中の異彩、その姿も面白ければ行動も変つてゐる、『列仙伝』巻八にその伝があり、その姿を載せてゐる、伝に曰く。
張三丰、遼策懿州入、名君宝、字玄々、生有異質、亀形鳴骨大耳円目、身長七尺、鬚髯如戟頂一髻手持刀尺一笠一衲、寒暑御之不飾辺幅、人目為張猟榻、日行千里、静則瞑目旬日、所啖斗升輒尽、或辟穀数月、自若也、元末居宝鶏金台観、留頌辞世、而逝、上人楊軌山、置棺殮訖、臨窆発視之復生乃入蜀、洪武初至太和山修煉、結庵於王虚宮、庵前古木五株、嘗棲其下、久則猛獣不距、鷙鳥不搏人益異之、後入武当、当語郷人云、茲山異日当大顕、於時辰二十三年、払袖遊方而去、求楽初勅正一孫碧雲於武当建宮、以候天順中贈為徴顕化真人、或隠或見。
（『東洋画題綜覧』金井紫雲）