座本
ナビゲーションに移動
検索に移動
ざもと
総合
歌舞伎
劇場用語。京阪歌舞伎において、劇団代表者のこと。 江戸における座元とちがって、座本は劇場や興行権の所有者でなく、また、金主でもなく、ただ(奉行所に対する)劇団の代表者で、 一座の俳優に限られていた。だからその初期の座本には、重要な位置の俳優がこれに当って、名誉ある名称であったが、後に有名無実のものとなり、子役が据えられるのが例となった。それでも明治中期までは存続していた。