平等院

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びょうどういん


画題

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解説

東洋画題綜覧

山城国宇治町の東北、宇治橋の南二町に在る、宇治川は東を流れてゐる、此地初め左大臣源融の別館で、陽成天皇行幸あり、勝景を以て称せられ、宇治院といふ、長徳年中藤原道家購つて山荘とし富家殿に併せ之を子頼通に伝へ、頼通永承七年修理して寺となし平等院と号した、名跡志云、『平等院総門は北に開け無双の高名ありしが、元禄の失火に焼けぬ、仏殿を鳳凰堂と云ふ、荘厳美麗絶倫也、太平記に楠木正成宇治を焼払ふ、平等院の仏閣炎上すとあれども、焼けしは奥堂及宝蔵の事なり』

鳳凰堂、永承七年平等院造立の事扶桑略記に見ゆ、本寺は中堂両翼及び後尾より成る、中堂三間二面裳階あり、屋根入母屋瓦葺也屋上に鳳凰を置く。  (大日本地名辞書)

平等院を画いた作

岡田為恭筆  『宇治川真景』  京都高山寺蔵

小林古径筆  『阿弥陀堂』   第二回院展出品

田村彩天筆  『鳳池春宵』   第八回帝展出品

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)