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さしだし


総合


歌舞伎

電気照明のない頃の照明器具の一つ。 「つらあかり」ともいう。長い柄のついた燭台に点火して、後見が離れた位置からさし出して、役者を照らした。主として花道における演技に用いられたが、本舞台でも使うこともあった。今でも「廓文章」の出など、古風な味を出す時には用いられることがある。