こうようたいし
(聖徳太子)袈裟を着し柄香炉を手にし給ふ御像で、御父用明天皇御不予の折、誠心をこめて御祈念あらせられたといふ御事跡に則つたもの、京都仁和寺蔵の御像最も有名であり、法隆寺にもこれがある。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)