こうしきょうだん
杏壇は孔子が群弟子に教を施したる処、杏の樹の立つ前に屏を建て、孔子曲彔によつて門人に教ふる処を画く、
孔子遊於緇帷之林(司馬云、黒林名也)休坐乎杏壇之上。(司馬云、沢中高処也)弟子読書、孔子絃歌鼓琴。 (荘子漁父篇)
これを画いたものに、誠意筆(伏見宮家御蔵)の大幅がある。此外に
岡田半江筆 横江竹軒氏旧蔵
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)