大井川、大堰川

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おおいがわ


画題

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解説

画題辞典

一。大井川は遠江国にあり、東海道の要衝なり。江戸時代特に架橋せず、徒渉の場所としてその名高し、川を隔て金谷島田の両駅あり、此地に謂ゆる川越人足あり、旅行するものはこのものゝ肩に頼りて渡るを通例とす。大名行列等を渡すには、特に輦台と称する輿を用ゆ、 一朝雨到りて満水するあらば、即ち川留と称し渡渉を禁ず。実に東海道中の一名所にして図せらるゝ所甚だ多し、

東京美術学校に司馬江漢の筆あり、浮世絵に於ては歌川豊図以下其数多く、名所絵としては安藤広重の筆あり。

二。京都名勝嵐山の麓を流るゝ川も亦大井川或に大堰川と呼ばる、嵐山の翠緑と相対し清流を以て知られ名所に挙げらる、画亦多し、嵐山の条を見るべし。

(『画題辞典』斎藤隆三)