壽老人

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じゅろうじん


画題

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解説

画題辞典

壽老人、壽命を司ち南極壽星の謂にして、其の持する所の杖頭に一巻を懸く、是れ実に壽命を記したる簿冊なりといふ。其傍に玄鹿を置く、実に千年の鹿を蒼鹿といい、蒼鹿五百年を経て玄鹿となるという、其の肉を食へばよく二千年の壽を保つという。雲舟画く所二三にあらず、狩野元信、狩野探幽以下狩野派諸家の画く所亦多し。

雪舟筆左右山水三幅対(黒田侯爵所蔵)、雪舟筆左右蝦蟇鉄拐三幅対(松平伯爵所蔵)、雪舟筆壽老(井上侯爵所蔵)、雪舟筆梅下壽老(蜂須賀候爵所蔵)、狩野探幽左右龍虎壽老(近衛公爵旧蔵)

降っては岸駒の筆(相模鈴木氏所蔵)あり、明治初年に及び狩野芳崖所作亦新描法を試みたるものとして最も名あり。

(『画題辞典』斎藤隆三)