壺折仕舞

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つぼおりしまい ・まいばやし

壺折仕舞は、舞囃子のもとになったと考えられる略式の上演形態を指して言う。 紋服(もんぷく)の上から小袖(こそで)を着て舞った。 演じられる箇所は、現在の舞囃子とは異なっており、もっと長かったようである。 またシテとワキとで演じるといった形式もあった。 「壺折」という名称であるが、上衣を壺折にして着ていたか否かは不詳である。

十八世紀の前半には、「舞囃子」という言葉が生まれていた。 ただし、現在の舞囃子と同じ演出ではなく、やはりシテとワキとで演じる形式もあった。

このような略式の能の上演形態は、徳川三代将軍家光の頃から行われるようになったと考えられている。