売貨郎
ナビゲーションに移動
検索に移動
ばいかろう
画題
画像(Open)
解説
画題辞典
売貨郎は玩貝売なり。
明呂文英筆雙幅密画(東京美術学校所蔵)
谷文晁筆(池田金太郎氏所蔵)
(『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
売貨郎とは支那の玩具行商のこと、美しい屋台に玩具を数多飾り並べて行商する、児童を配しその嬉戯に対照せしめた処に画趣がある、東京美術学校に明の呂文英筆双幅がある、着色極密の力作で、当時の風俗を見るべく、また文晁にも之を描いたものがある。池田金太郎氏の蔵である。なほ川口南海雄氏蔵、呂文英筆『売玩郎』は重要美術品に指定されてゐる。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)