名古屋

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名古屋山三郎

 安土桃山時代、遊女買いの狂言下を演出し、歌舞伎の祖とも伝えられる人物。慶長八年(1603年)、三十二歳(?)で没した。美少年として有名で、伊達男でもあった。五歳から蒲生氏郷に仕え、槍の名人でもあり流行歌にも歌われた。氏郷没後は一度出家するものの、再び俗世にもどり、信州川中島城主森忠政に仕えた。しかし美作に移封して後、井戸宇衛門と刀傷事件を起こし死亡。

 同時代、歌舞伎の始祖である出雲の阿国との夫婦説があるが、これは史実としては否定されている。しかし、同時代ともに歌舞伎の起源に関わっていたため、夫婦説が出てきたようだ。歌舞伎の流行に伴い、山三郎を阿国歌舞伎の演出者にしたり、亡霊となって出てきたり、歌舞伎とともに夫婦説が巷に流布していった。