南蛮黍

提供: ArtWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

なんばんきび


画題

画像(Open)


解説

東洋画題綜覧

玉蜀黍のこと、苗は唐黍に似て短く、高さ四五尺、夏葉の間毎に長大な苞を生じ、上に長い紅毛を垂れる、天正のはじめ南蛮船の齎らす所から此の名があるといふ。

朝露や南蛮黍もうちそよぎ  太祇

南蛮黍と題したものに左の作がある。

福田平八郎筆  『南蛮黍』  第十回帝展出品

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)