劉禹錫

提供: ArtWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

りゅううしゃく


画題

画像(Open)


解説

東洋画題綜覧

支那唐代の詩人、字は夢得、中山の人、貞元九年の進士、博学宏詞の科に登り監察御史と為る、時に王叔文幸を得、禹錫与に交はる、叔文敗れて朗州の司馬に貶せらるゝや、後、和州に徙り入つて主客郎中となる斐度薦めて翰林学士となり太子賓客に遷り次で礼部尚書を検校して卒す、年七十二、古文に精しく五言詩を善くし、晩節尤も精し、白楽天は常に推して詩豪となす。

    秋風引    劉禹錫

何処秋風至、蕭々送雁群、朝来入庭樹、孤客最先聞。  (唐詩選)

『晩咲堂画伝』にその画像を載す。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)