劉晨阮肇

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りうしんげんてう


画題

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解説

画題辞典

劉晨阮肇は後漢の人なり、永平年間共に天台山に上りて薬草を採り、道に迷うて彷行十三日飢渇に逼る、その時四境を望むに山上桃あるを見、之を食ひ、山を下りて渓水に飲む、その時胡麻の上流より流れ来るを見く人家の近きを知り、尋れて一大渓間に赴く、時に二美人あり靡く、二人即ち随ひ至るに、忽ちにして幾多の美人の桃花を持ち来りて良婿を得たるを祝すと称ず、兩人即ち留まりて夫婦となり、留まる半年にして郷に歸る、歸れに知人皆殁し、家に已に七代を経過せりといふ、因つて再び大渓に至り、前の女を求むるに得ず、晋の太康年中遂にその行く所を知らずといふ。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

前に同じ(その項[[劉阮天台]を]見よ)。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)