六大黒

提供: ArtWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

ろくだいこく


画題

画像(Open)


解説

画題辞典

比丘大黒、摩伽迦羅大黒女、王子迦羅大黒、信陀大黒、夜叉大黒、摩伽羅大黒、之を六大黒といふ。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

比丘大黒、摩迦羅大黒、王子迦羅大黒、信陀大黒、夜叉大黒、迦羅大黒女の六をいふ、その形相は、比丘大黒は円頂にして左手に剣、右手に槌を持ち、摩迦羅大黒は普通大黒天の如くであるが蓮葉に乗る、王子迦羅大黒は蝉冠をつけ右手に利剣、左に独鈷を持つ、信陀大黒は頭は角髪〈みづら〉で左手に宝珠を捧げる、夜叉大黒は蝉冠で右手に法輪を持つ、迦羅大黒女は女性の大黒で、野麗衣を著し頭に俵を捧げ載せてゐる。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)


だいこくてん「大黒天」の項を見よ。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)