六地蔵

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ろくじぞう


画題

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解説

画題辞典

延命地蔵、寶處地蔵、寶手地蔵、持地地蔵、寶印地蔵、堅固意地蔵を六地蔵と稱す、詳しくは地蔵菩薩の條を見るべし、六地蔵を画けるもの、京都上品蓮台寺に筆者不詳足利時代の名作あり、国宝なり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

六道の衆生を化導せんため、身を六体に別つた地蔵菩薩、即ち一、金剛願地蔵、二、金剛宝地蔵、三、金剛悲地蔵、四、金剛幢地蔵、五、放光王地蔵、六、預天賀地蔵

で、一説には

一、破讃地蔵、二、延命地蔵、三、牟尼地蔵、四、讃竜地蔵、五、破勝地蔵、六、不休息地蔵

とある、その他胎蔵界曼荼羅地蔵院に九尊ある中、地蔵・宝処・宝手・宝印手・持地・堅固意の六尊を選んで六地蔵と呼ぶこともあり、この時はその持物を次第の如く人頭・三股・上宝珠・輪宝・剣・印・並に羯磨と為して区別される。  (仏教辞林)

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)


じぞうぼさつ「地蔵菩薩」の項を見よ。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)