八幡宮絵縁起
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はちまんぐうええんぎ
画題
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解説
東洋画題綜覧
八幡宮の由来と其の霊験とを画いた絵巻で種類極めて多く、男山八幡縁起と宇佐八幡宮縁起で共に二巻、筆者はいづれも土佐光信、詞書は足利将軍義教と伝ふ、即ち将軍義教が永享五年奉納したもので、同時に河内国誉田八幡宮に奉献した誉田八幡宮縁起は五巻で、中、二巻は神功皇后縁起といふ。此外に大和国手向山八幡宮にも八幡宮縁起あつて、『東大寺八幡縁起』といひ筑前筥崎宮にも二巻本あり、土佐広澄の筆である。
（『東洋画題綜覧』金井紫雲）