俊徳丸

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しゅんとくまる


画題

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解説

画題辞典

「よろぼうし」弱法師を見よ。第九回の院展に下村観山の作出品あり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

謡曲『弱法師』のシテ、戯曲『摂州合邦辻』の主人公で、摂津の天王寺の利生にまつはる物語である、河内国高安の里の左衛門尉通俊は人の讒言を信じて一子俊徳丸を追出し、後罪のないのを知つて摂津天王寺に七日の施行を行ふ、俊徳丸は乞食となり弱法師と呼ばれて天王寺の施行にあづかり図らずも父子めぐりあふ。

よろぼし「弱法師」の項参照。これを画いたものに下村観山の作がある。(第九回院展出品)

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)