伝書鳩

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でんしょばと


画題

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解説

東洋画題綜覧

鳩の帰巣の習性を利用し、人為的に作つた鳩の種類で、専ら通信用に利用す、即ちアルミニユームの通信筒中に通信文を認め、これを鳩の脚につけて放ち、目的地に到らしめるもので、軍用に使ふばかりでなく漁業者の海上からの通信、島と島、大陸と島その他、旅行登山先からの通信に利用する、その鳩舎の上を旋回飛翔する状や、鳩舎に憩ふ鳩の群など個好の画題であり、近来、新しき画材として描かるゝもの極めて多い。

富田渓仙筆  『伝書鳩』  第廿一回院展出品

豊島停雲筆  『鳩舎』   第一回新文展出品

川村暢洋筆  『鳩の家』  第二回新文展出品

なほ、はと「鳩」の項(鳩鴿)参照。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)