仕舞付

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しまいづけ

現在の能の型付かたつけに相当するものを指して言う。

古くは能の立ち役の動作を仕舞と呼んでおり、近世以前の型付は仕舞付という書名が付されているものが大半である。

まとまったものとしては室町末期に活動した七世観世大夫元忠(かんぜたゆうもとただ)(法名宗節そうせつ)の『宗節仕舞付(そうせつしまいづけ)』が伝存している。

なお、「仕舞」という言葉は、現在では能の一部分だけを紋付袴の略装で演じる上演形態のことをさす言葉だが、これと同じ用法で「仕舞」の語が用いられるようになったのは江戸時代以降のことである。