人来鳥

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ひとくどり


画題

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解説

東洋画題綜覧

の雅名で、古今集第十九俳諧歌から出てゐる、曰く

梅の花見にこそ来れうぐひすの人来人来といとひしも居る

又、『月詣集』には左の一名がある。

さびしさをとふはうれしき柴の庵に人来人来といとうなるかな

鴬の絵に『人来鳥』と題したもの、古来往々見るところである。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)