五祖

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ごそ


画題

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解説

画題辞典

五祖は禅五祖にして弘忍禅師のことなり。蘄州黄梅の人、姓は周氏、小童にして已に骨相秀で、自ら異人の風あり、曽つて四祖道信来りて之を見、異なりとして父母に請うて、出家せしめ、名を弘忍と命じ正法を伝ふ。後破頭山に於て学徒に接化し、衣鉢を慧能に伝え、唐高宗上元二年安坐して寂す。

李尭夫筆(松平頼寿伯蔵)、空山筆(伊達伯爵蔵)、木筆図(水戸徳川侯爵旧蔵)等知名のものなり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

五祖は禅の五祖にして弘忍禅師のこと、禅師は栽松道者の子である、『五灯会元』には

五祖弘忍大師者、蘄州黄梅人、先為破頭山中栽松道者。

と即ち栽松道者が水辺に一女子の衣を洗ふを見、これに生ましめたもの、即弘忍禅師である、邑人から無姓児と呼ばれてゐたのを、四祖が黄梅道中に之を見て、戯に問て、汝の姓は何ぞ、答へて曰く是れ仏性と。母に説き七歳の時出家せしめた。(栽松道者を見よ)

世に五祖を画くもの、多く栽松道者を画いて五祖と題す、左の諸作悉く然り。

因陀羅筆  神戸田村家旧蔵

沢庵筆   同

啓書記筆  島津公爵家旧蔵

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)