九輪

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くりん


画題

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解説

東洋画題綜覧

五重塔の上の露盤の上に高き柱形の装飾である、最上部には水煙あり、下に九輪あつて、その下に受花あつて露盤に至り、五重の屋根となる、又、水煙の上の小受花より糸を張り之に宝鐸を吊る、元来五重塔は地水火風空の五大に象つたもので、九輪は最上部に位し空の位置にあるので、九でなく空輪だといふ説もある。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)