上演記録

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総合

宝暦十二年(1763年)三月三日、市村座。二代目菊乃丞。「柳雛諸鳥囀」。さる屋敷から奥から衣装を賜るが、南奉行土屋越前守に楽屋に踏み込まれ、衣装を取り上げられあわや興行中止というところで、かの屋敷が手を回し穏便に事をすましたのこと。

文化十年(1813年)  三月。坂東三津五郎、「四季読寄三ツ大」十二ヶ月所作の一つとして上演。十一月常磐津「雪」として。

天保十年(1839年)  三月。中村座、「花翫暦色所八景」、八変化の一つに鷺娘。「新鷺娘」とも呼ばれる。

明治十九年(1886年) 新富座 「月雪花三組杯觴」


(参考文献 歌舞伎年表 昭和三十五年 井原敏郎 岩波書店)