三白

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さんぱく


画題

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解説

画題辞典

白色のもの三を配して図を作るもの三白という。

佐竹侯爵旧蔵王普卿作の「三白」は雪、白鷹、白鷺の三を画きたり近来の明清派画家は多く雪、白鷺及水仙、或は梅を画く、椿椿山画(上野中島氏所蔵)、瀧和亭作(東京久能木氏及中村氏所有)にあり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

三つの白きものを集めて三白といふ、慶賀の画題である、佐竹家旧蔵の王晋卿筆には、白鷹、白雁、白雪を描き三白と題し、或は白鷹に代ふるに白梅を以てするものあり、近く川端竜子の作には、白鹿、白雉に柏樹を以て『南山三白』と題したものあり。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)