丈部祖丸

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はせつかべ おじまろ


画題

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解説

前賢故実

丈部三孝児の一つ。

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元正天皇養老四年、漆部司令史従八位上丈部石勝が有罪のため流刑に処されるべきだが、その三人息子、即ち十二歳の祖丸、九歳の安頭丸、七歳の乙丸は、一緒に都の役所へ出て、官奴になって父のかわりに罪の償いをしたい、と伏してお願い申しあげた。すると、帝は三人の孝行に感心して、特命で石勝を釈放した。

(『前賢故実』)