おはん長右衛門

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おはんちょうえもん


画題

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解説

画題辞典

江戸時代の中世、京都にありし情事にして、帯屋長右衛門なる四十二歳の男が、信濃屋おはんなる十四歳の少女と、伊勢参宮の途上に於く情を通じ、因果の種を宿して懐胎し遂に桂川に於て情死を遂げたるものなり、爾後戯曲演劇にも演ぜられ浮世絵にも画かる、

大雅堂が之を描き妻玉瀾がその道行の文句を題せりというは有名なる談柄なり。

(『画題辞典』斎藤隆三)