「鯉つかみ」

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明治九年七月大阪角座の舞台開きに市川斉入に勝諺蔵が書いた『新舞台清水参詣』が今日の原型。その後『湧昇水鯉瀧』の題名などで上演。

[あらすじ]

釣島家の息女小桜姫は瀧窓志賀之助という二世を誓った恋人がいたが、信田左衛門清玄から嫁入りを懇望される。否といえば家に難儀がかかる。悲観の涙にくれていると、琵琶湖に古くから棲む鯉魚の精が、釣島家に恨を抱いて、恋人の志賀之助に化けて姫に言い寄り、たぶらかす。お家の忠臣篠原次郎と妻山吹は心をくだいて本物の志賀之助連れてくるや、偽物は水に飛びこんで消え失せる。志賀之助はその妖怪の跡を追って琵琶湖にいき、巨大な鯉と死闘の末に、みごと仕止め、紛失の竜神丸の宝剣も手に入れ、めでたく子桜姫と祝言をあげることになる。