「四部合戦状本」

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十二巻(巻二・八欠)。各巻頭に「四部合戦状第三番闘諍」と記すことによる命名。おもな特色は、編年的記事 が正確であること。傍系の説話の摂取が少なく簡略であること、院宣・訴状・願文などの文書類や宮中関係記事の豊富なことである。京都近辺の地名や人名にも誤写が目立つことから、あまり正確な知識を持ち合わせていない地方人(東国)が製作に関与していたとみられる。真名本「曾我物語」や「神道集」に通じる表記が指摘され、成立に箱根の唱導僧の関与を想定する説もある。