朝陽鳳凰

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ちょうようほうおう


画題

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解説

画題辞典

ちょうようほうおう

旭に鳳凰を書きたるものにして瑞祥を示したるなり、

井上侯爵所蔵に沈南蘋の筆大幅あり、本朝にも狩野探幽以下画く所多し。鳳凰に就いては其条下を見るべし。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

ほうおう「鳳凰」の項を見よ。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)


旭日に鳳凰を描くこと、前(丹鳳朝陽)に同じ、出処は前と同じであるが又、世説に

二陸竜躍于江漢、彦先鳳于朝陽

又『唐書李善感伝』に

自褚遂良等死矣、群臣無敢諌者、李善感嘗因事一諌、人以為鳳鳴朝陽

の語あり。

冷泉為恭筆  高橋男爵家旧蔵

亀田雲鵬筆  島津公爵家旧蔵

小室翠雲筆  帝室御物

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)