三代歌川豊国画「踊形容外題尽」について
はじめに
三代目歌川豊国こと、初代国貞(以下、国貞で統一する)はその最晩年、自らの絵師の活動を回顧し、かつ江戸歌舞伎の歴史を辿るがごときシリーズものを何作か手懸けている。その最大のものは『古今俳優似顔大全』であろうが、この揃い物の前にも、役者の芸系を示す類似のシリーズが幾つかあり、なかでも、歌舞伎の演目に注目したシリーズに『踊形容外題尽』がある。
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宮津市(天橋立)智恩寺の忠臣蔵討入り絵馬
忠臣蔵事件を画いた最古の絵馬。浮世絵では、アート・リサーチセンター所蔵の浮世絵が最古であるが、現在確認できる最古の絵馬は、智恩寺の絵馬堂にかかっているものが最古である。絵馬堂に吹きさらしで掲げられているため、残念ながら痛みが進んでいる。
与謝蕪村と京都
立命館大学アート・リサーチセンター
2006年度秋期連続講演会 第4回
講師: 松本 節子 氏 (摂南大学外国語学部教授)
日時: 2006年 12月 8日(金) 16:30 ~ 18:30
会場: 立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
錦絵の風刺画
江戸時代、徳川政権の下にに生まれた浮世絵には、世相風刺や政府の批判の要素は比較的すくない運命にありましたが、天保の改革以降、幕府の指導力が弱くなると、諷刺画と呼ばれる分野が成立します。その諷刺画を集めて解説をしたWEBサイト、データベースが公開されています。
錦絵の風刺画
伝統芸能を描いた海外のアーティスト(Paul Binnie)
日本の伝統芸能に魅せされてそれを浮世絵版画にしているアーティストが英国にいます。
その名は、ポール・ベニー(WEB Site)