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12/4 第10回 GCOEセミナー

「板木(はんぎ)は語る」
Wood blocks actually speak volumes; Publishing in the Edo period.

講師:永井 一彰 (奈良大学文学部教授)

日時:2007年12月4日(火) 18:00~19:30(6限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
   【BKC】立命館大学情報理工学部メディア情報学科会議室(予定)
    ※BKC会場は遠隔講義システムによる参加になります。
参加無料(予約不要)

企画:日本文化研究班「近世版木総合アーカイブプロジェクト」
   ⇒
赤間研究室・近世総合版木研究

※関連するテーマの11/13(火)の金子貴昭(本拠点RA
「版木資料のデジタルアーカイブ-意義と課題-」
もぜひご聴講ください。 ⇒詳細

【要 旨】
 私はここ10年ほどの間に、近世期の京都で商業出版に使われて来た板木約7千枚を見る機会に恵まれました。それらを通覧して思ったのは、板木には版本からは拾うことの出来ない近世出版現場の生々しい情報が残されているということでした。
 丁の収め方、彫の深さ、板の厚さと幅、反り止めの形状、入木(いれき)の手法、再利用の問題等々、私が気付いたことを時間の許す限りお話してみたいと思います。

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