雪中芭蕉

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せっちゅうばしょう


画題

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解説

東洋画題綜覧

芭蕉は冬枯れて春芽を生ずる、故に雪中に芭蕉はある筈がない、古画に往々雪中芭蕉の図を見る、これ王維の創むる所といふ。

雪中芭蕉は王維画く、袁安大雪中屋裏に臥す、舎辺に芭蕉青々たるに雪の積れるを画く雪中に芭蕉青き理なし、王維は景物佳きは季節に拘らず画きしなり、是等図を作るの奇趣を開けり、遠安臥雪は王維名高き図なり、後に相国寺にて米元章は此の真跡を買ひ途中にて範君錫に奪はれし事もあり。  (画譚鶏肋)

これを現代化して作れるものに川端竜子の『炎庭想雪図』(第七回青竜社展出品)がある。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)