かんしゃくぐま
隈取の一種。 肝癪を起こしている気持ちをあらわすらめに、青筋を誇張して、眉尻からこめかみへかけて青黛でかきあらわすので、この名がある。時代物の立役に用いられる。「絵本太閤記」の十段目の光秀など。