緑天怯風

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りょくてんきょふう


画題

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解説

東洋画題綜覧

共に芭蕉の異名である、唐の僧懐素書を善くしたが、貧しくして箋無く芭蕉を植ゑてこれに書したといふ、そこで芭蕉よく繁茂し、緑その家を囲んだので緑天といふ。

富岡鉄斎筆に『懐素書蕉』の作がある。

また『怯風』の別名は『心虚含夕露、葉大怯秋風』の古詩から来てゐる。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)