相撲

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すもう


画題

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解説

東洋画題綜覧

角力、角觝とも書く、二人相組み力を闘はして勝負を争ふ技、もとは武技に属してゐたが後世に至り之を専業とするものが出来て三都勧進相撲と称へた、その起原は遠く神代にあつて建御雷神と建御名方神と其力を競べたのが濫觴と云ひ、又垂仁天皇の御宇、出雲の野見宿祢と大和の当麻蹴速とが相撲の技を闘はしたのが初めともいふ、その後禁中では相撲節会が行はれた、今日の相撲は力士の統轄に年寄があり礼式故実勝負を掌るものに行司があり、力士はこれを東西に分ち第一段を幕の内といひ、筆頭を大関、次を関脇、次を小結と称し、之を三役といふ、大関中特に技量抜群天下に敵なきものを斯道の宗家吉田追風より横綱を免許し、これを日下開山横綱として三役の上位に置く、其の手に古法四十八手があり、興行は一月五月の両月で一月を春場所、五月を夏場所といひ、その成績によつて番附の異動を来す、此の一月と五月の外は多く地方を巡業するのを常とする、本場所は昔は晴天十日というたのであるが、今日では十五日打続ける定めである。

相撲は年中行事として重要なものであり、その名力士の取組は人気旺なものである所からよく絵にも画かれた、勝川春章、同春好などには力士の絵も多く、東洲斎写楽の『大童山』も有名である。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)