王孫一飯

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おうそんいっぱん


画題

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解説

画題辞典

王孫一飯と題する明謝時臣の画(岩崎男所蔵)あり.韓信事跡なり、韓信の條を見るべし。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

韓信がまだ淮陰にあつた青年時代、家貧にして毎日河に出かけてをしてゐた、漂母あり常に韓信に一飯を恵んだ、韓信感激して、他日志成る日必ず其恩に酬いるであらうと、漂母色をなして曰く、その王孫なるが故に一飯を給す、何ぞ酬を期さうかと、韓信これから念々発奮した、

これを画くもの明謝時臣の作がある、岩崎男爵家の所蔵である。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)