無準禅師

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むじゅんぜんじ


画題

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解説

東洋画題綜覧

無準禅師、名は師範、蜀の梓潼の人、姓は雍氏、無準はその号である、破庵祖先の法嗣、勅によつて径山に住する二十年、理宗召して修政殿に金襴の袈裟を賜ひ、慈明殿に説法を聴き、仏鑑禅師の号を賜ふ、寺を距ること四十里に住院を作るや万年正続之院の勅額を下し、淳祐の始円照の号を加賜された、淳祐九年入寂年六十二。

京都東福寺聖一国師が入宋時代に画師をして画かしめた画像を伝ふ、無準の着語あり。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)