さいかんにゆう
梅花及菊花を一図に画きて歳寒二友と題す、文人画家の好んで図する所となす。
(『画題辞典』斎藤隆三)
梅と寒菊とを配したもの、古来、文人画家の好んで描くところで、意は歳寒三友と同一である。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
寒菊と梅をいふ、元の何中の詩に曰く、
菊花如幽人、梅花如烈士、同居氷雪中、
と此の意味からか。
うめ「梅」たけ「竹」の項を見よ。