桜時雨

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さくらしぐれ


総合


歌舞伎

二幕四場の戯曲。高安月郊作。明治三十八年(1905)十二月京都南座で初演。 遊女吉野を身請して父紹由から勘当された三郎兵衛は、浮世をすて妻の吉野と風雅の日々を送っている。ある日時雨にあった紹由は、息子の家と知らず雨やどりをし、妻女の風流心に感じて辞去したが、その帰途かの女が吉野であることを知って、ほん然として三郎兵衛の勘当を許す。 月郊の傑作の一つで、かつての世話物にない清新味を持っている。