暗闇の丑松

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くらやみのうしまつ


総合


歌舞伎

戯曲、三幕。長谷川伸作。昭和九年(1924)六月、六世尾上菊五郎が初演。 一時の激情から殺人を犯した料理人丑松は、愛妻お米を親方四郎兵衛にあずけて江戸を立退いた。 一年たって妻恋しさに帰る道中、四郎兵衛の為に身をけがされ、板橋の妓楼に売られていたお米と会う。お米は丑松に本当の事を知ってもらえず、その夜自殺した。丑松は翻然として四郎兵衛の非道に気づき、江戸へ帰るや四郎兵衛夫妻を殺し、何処ともなくのがれて行く。 暗い運命を背負った男の悲哀が全篇を貫き、見る人の胸をうつ。六世菊五郎の絶妙のうまさが、今も話題となっている。