めいこうぼたんをみる
明皇は唐の玄宗皇帝なり、皇帝がその龍姫楊貴妃と共に牡丹を見るの図なり、玄宗皇帝及楊貴妃に就いては各その條下を見るべし。
(『画題辞典』斎藤隆三)
玄宗、楊貴妃、牡丹を看給ふ、玄宗貴妃に曲を舞せん為め、李白酔て殿上に沓をはきながら参内す、是を官人よりてぬがす、貴妃水などを面にそゝぐ、其時太白清平調の文を書くなり。 (後素集)
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)