成吉思汗

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じんぎすかん


画題

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解説

東洋画題綜覧

支那元朝創業の帝、姓は乞顔、名は鉄木真〈てむしん〉、代々蒙古の部落の長で遼、金二朝に隷属してゐた。父に死別した時僅か十三歳であつたが、部族が分裂したので統一の為め多難の日を送つたが追々人望を得、天成の雄略に加へて軍事に非常な手腕があつたので、漸次近隣を従へつゝ遂に蒙古を一統し、宋の開禧二年大汗の位に即き、国を元と改め更に支那中部を略し、西夏を亡ぼし欧亜二洲に跨る広大な版図を開拓したが、半途甘粛省の六盤山の陣中に歿した、在位実に二十二年に亘つた。

成吉思汗を画いたものに小早川秋声筆『絶目尽吾郷』(第十三回帝展出品)があり、川端竜子は成吉思汗を我が義経のそれであるとして、源義経駱駝を配し、斯く題した作を第十回青竜社展に発表した。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)